北海道でキャンプしたい。普段テント泊のキャンパーが感じた、キャンピングカーの意外な長所と短所。

北海道でキャンプしたい。普段テント泊のキャンパーが感じた、キャンピングカーの意外な長所と短所。

  • シェアする
  • つぶやく
  • このエントリーをはてなブックマークに追加 ブックマーク

キャンピングカー、あの寝たりご飯食べたりできる車ね。
なんとなくは分かっていても、実際にキャンピングカーをレンタルして旅行してみると、レンタル前には気づかなかった発見がたくさんあります。
特に普段テント泊しているキャンパーにとっては、もちろんキャンピングカーのメリットもあるのですが、意外なデメリットも感じたので、キャンピングカーで北海道旅行を検討している人は参考にしてください。

北海道民以外が北海道でキャンプする方法は?

キャンパーたるもの、一度は北海道の大自然でキャンプしたいと思いますよね。
しかし、北海道民以外が北海道でキャンプするとなると簡単ではありません。
メジャーな方法としては、このような方法が挙げられます。

  1. マイカーを乗せてフェリーで北海道に行く
  2. レンタカー会社などに自分のキャンプ道具を発送しておく
  3. キャンプ用品を北海道でレンタルする
  4. 登山装備のようにコンパクトなキャンプ道具を持っていく

しかし、今回は時間のかかるフェリーは日程的に難しく、ファミリーキャンプだったのでキャンプ道具もけっこう必要、ということで生まれて初めてキャンピングカーをレンタルしてみることにしました。
レンタルしたのはトランクサルーンというトヨタカムロードをベースにしたキャンピングカーです。
タープやテーブルなどのキャンプ用品もキャンピングカーにセットになっていたので、家から持っていったり、レンタルする必要はありませんでした。

キャンピングカー初心者が気になること

時々キャンプ場などで見ることはあっても、キャンピングカーに関しては全く知識がなかったので、色々と気になることがありました。

運転できるのか

キャンピングカーで旅行したいと言ったときの妻の第一声が「トラックの免許無いとダメじゃないの?」でした。
・・大丈夫です。
普通免許があれば特殊なキャンピングカー以外は運転できます。

運転できるのか(技術的に)

法的に運転できるとは言っても、キャンピングカーはかなり大きいです。
正直筆者も運転するまでは不安でしたが、実際にキャンピングカーを運転すると・・意外といけます。
軽自動車とかコンパクトカーしか運転したことがないという人は慣れが必要と思いますが、ミニバンとかハイエースを運転したことのある人であればそれほど戸惑いはないと思います。
特に北海道は道もシンプルで運転しやすいので、風の抵抗に気をつけてスピードを出しすぎないようにすれば問題はありませんでした。

・・・ただし、駐車は要注意です。
前向き駐車は良いですが、車の後ろの方が非常に長くて幅もあるので、窓を開けても後ろは全く見えません!
バックモニターが付いていたのですが、普段使わないので全然良く分からず、レンタルして5日経っても、極力バックはしたくありませんでした。

料金はいくらくらい

シーズンによっても変動するのですが、5~6社くらい調べた相場だと、大体1日2~3万円程度です。
普通のレンタカーと比べると高いと思うかもしれませんが、キャンピングカーでの旅行はホテル代が不要になります。※キャンプの場合はそもそもホテルに泊まりませんが。
家族4人でホテルに1泊する価格+レンタカー代と考えると、まあまあ妥当な金額かもしれません。

準備していく物は?

今回は無料でキャンプ用品がセットになっているキャンピングカーでしたが、大体どのキャンピングカー会社もキャンプ用品のレンタルをやっています。
普段キャンプで用意しているものとレンタル品を照らし合わせて、レンタルでは無い必要なものがあれば持っていく、という感じで良いと思います。
ただ、デメリットの部分でも記載しますが、レンタル品のスペックやサイズなどは分からないことが多いので事前に確認することをおすすめします。

キャンピングカーをレンタルして分かったメリット

設営・撤収が必要ない

これが最大のメリットな気がします。
通常のテント泊の場合は、暗くなる前にはキャンプ場に付いてテントを建てたいと思いますが、キャンピングカーでは設営は不要です。
撤収時もほとんどすることがないので、すぐに出発できます。
設営・撤収の時間が不要な分、観光や移動に時間を使うことができるのは大きなメリットです。

守られている安心感

テント泊の場合、強風や豪雨にドキドキすることがありますが、キャンピングカーであれば大抵のことが起きても大丈夫という安心感があります。
特に小さな子供がいる場合は重要かもしれません。

宿泊料金が安い

バッテリーが上がることを防ぐため、できるだけ電源付きのキャンプサイトに宿泊したのですが、1泊の合計金額1,000~2,000円くらいで電源も付いてくるキャンプ場が北海道にはたくさんあります。
本州だと相場として5,000円くらいのキャンプ場が多いと思うので、ホテルと比べるとかなり宿泊費は安いです。

キャンピングカーをレンタルして分かったデメリット

意外と狭い

キャンピングカーのレンタル初日は、大人も子供もテンションが上がります。
「うわーここで寝るのか~。広いなー」と最初はなるのですが、日が経つごとに逆に狭いと感じてきました。
それもそのはず、車の中としては広いのですが、普段キャンプで使用しているオープンタープや2ルームテントと比べると断然狭いです。
通路は大人2人がすれ違うのも大変ですし、子供が動き回るスペースもありません。

外にいる感じがしない

特に夜は外の景色が見えないので、アウトドア感を感じることができず、「ただ狭い部屋に皆いる」感じになります。

レンタル品が微妙

狭さとアウトドア感の無さを解消するためにも、キャンピングカーの外にタープテントを張ってリビングは外というスタイルがおすすめです。
今回はタープテント、テーブル、チェア、ランタンなど、必要なものは大体セットになっていたのですが、タープは2×2mのワンタッチタイプで4人家族には少し狭く、ランタンも食卓を照らすには暗すぎるものでした。
あらかじめレンタル品のスペックなどを確認しておいて、必要なものは自宅から持っていくことをおすすめします。

駐車場所が限られる

観光スポットや飲食店で駐車場が狭く、駐車できないということが何回かありました。
技術的に駐車するのが難しいところもあれば、「キャンピングカーは駐車禁止」となっているとこもあるので要注意です。

後ろの揺れがすごい

今回レンタルしたトランクサルーンというキャンピングカーは、キャブコンタイプと呼ばれるトラックをベースにしたキャンピングカーです。
トラックをベースにしているためか、後ろの席は非常に揺れます。
特に北海道では高速道路以外を走ることも多いのですが、段差が多いので、誤って早いスピードで段差に突っ込むと後ろの座席にはすごい衝撃がきます。
ドリンクホルダーに入れたドリンクも飛ぶレベルです。 車酔いしやすい人は要注意です。

アウトドア感を求めるならテント泊、
観光や安心感重視ならキャンピングカーがおすすめ

当たり前かもしれませんが、やっぱり車の中に泊まるのとテントに泊まるのは全く違います。
車の壁よりも、薄い生地の方が自然を感じることができます。
ただ、キャンピングカーには設営・撤収の手間がないというメリットがありますので、観光地巡りを重視する人や小さな子供がいて安心感を重視する人にはキャンピングカーがおすすめです。
自分たちに合った方法で北海道のキャンプを楽しんでくださいね。