SUPPORT

サポート

テント設営方法

1.テントの設営場所について(河原は危険、湿った場所は避ける)

002

キャンプサイトに着いたらまずはテントを立てる前にテントの設置場所を考えましょう。
まずはキャンプサイトを見渡します。川の側であったり、窪地、崖の下や河原、水はけが悪いところでのテント設営はタブーです。まずこのような環境でのキャンプは避ける様にしましょう。
そして地面に凸凹が無い場所を選びましょう。平地よりもすこし小高い場所の方が水が溜まりにくいので適しています。テント下に水が溜まってしまっては、たとえ アンダーシートを2重に敷いていても浸水の原因となります。 程よく日当たりが差し込み、風通しの良い場所が理想的です。
夏場、日差しが強すぎるとテント室内温度が上昇し日射病、脱水症状を引き起こす可能性があるので、木陰があるところが良いでしょう。しかし大きな木の下等は、枯枝が落ちたり、落雷の恐れがある為、避けましょう。 雷は、山や丘陵など高い所や草原や川辺など周りに障害物がない広い場所が、最も危険である事を心得ておきましょう。
実際にテントを立てる場所が決まったら、快適な睡眠を確保する為、石は取り払いましょう。ごつごつして快眠出来ません。 いかに快適なアウトドアライフを過ごすかは、設営場所にかかっています。
また忘れてはいけない事として、自然は時に大きな脅威として我々に牙をむく事があります。 本当に雨や風が強い時は、撤収する選択も必要です。

2.アンダーシートの使い方

1
2

設営時、テント下にアンダーシートの使用をお勧めします。メーカーによって呼び方が違うのですが、弊社ではテントの床をグランドシート、テントとは別に、テントの下に防水、防汚、損傷を防ぐ目的で敷くシートをアンダーシートと呼んでおります。
さて、アンダーシートですが、キャンプ用品店で売っている専用の物でなくても、乾いた地面に設営する場合は、 ピクニックシートやブルーシート、ゴミ袋、梱包用プチプチシート、段ボールなどでも代用できます。
もちろん、アンダーシート無しでも設営は可能です。また、全ての床面をカバーしなくてもOKです。
テントを開いた後、ペグを打つ前に、アンダーシートをテント床より一回り小さく折って使用してください。
目安としてはテントの端より5cm程度内側にくるようにしてください。 (内側に折り込まない場合、外にはみ出てたアンダーシートが雨水をテントに導き、逆効果です。) 雨が予想される場合は、ブルーシートは、防水性が低いので下にゴミ袋などを敷いてください。

3.雨の対策

009
010

キャンプ当日は雨に遭遇しないのがもっともですが、特に山は天候の変動が激しく、キャンパーであれば必ずと言って良いほど雨天に遭遇します。 たとえ晴天であったとしても夕立等で一時的に豪雨が降る事もあるので事前の防水対策をおすすめします(防水対策は下記項目を参照してください)。
またテント以外に衣類への配慮も重要です。雨具は傘ではなく作業効率が良いレインコートやマウンテンパーカーを持参する事をおすすめします。

テントに当たった雨はテントの周りに落ちるため、周囲に溝を掘っておくと万全です。テント設営場所周りに溝を掘ることで排水溝の役割をし、周りに水が溜まるのを防ぎます(図参照)。

※キャンプサイトによっては溝を作ることを禁止している場合も有ります。事前に管理者に確認してください。溝の目安は幅10cm、深さ5~10cm程度が理想です。

4.日頃のテントメンテナンス(撥水処理など)

キャンプやアウトドアを存分に楽しむ為には日頃のメンテナンスをしっかり心がけましょう。メンテナンスするのと、しないのとではテントの寿命は大きく変わります。テントは適切なメンテナンスがあってこそコンディションが維持できるものです。

1.使用後は汚れを落とす

テント内のゴミはその都度拾うようにし、泥汚れは撤収の際に、濡れた雑巾などで拭いておく。

2.テントを乾燥させる

夜露や雨に濡れたテントは、できる限り撤収前に乾燥させて収納袋に入れましょう。 撤収の前、テントの一辺のみペグを残し、その一辺を軸にテント裏返すと風に飛ばされることなくテント底面を乾燥させる事が出来ます。天候が悪い時は、テントを大きなゴミ袋などに入れ、後日天候のよい日に乾燥させる。そのままの状態でテントを長期放置しているとカビが発生し異臭が発生します。もし臭いが出てきたらテントを水洗いしましょう。

3.撥水処理

テントの生地に施されている撥水効果は、使用するにつれて低下します。 購入したばかりの状態より、新品時に撥水処理を施すだけで、撥水効果が大きく向上します。 撥水スプレーは、テントの汚れを落としてから、必ず風通しのよい場所で行いましょう。 新品時だけでなく数回の使用で定期的に行うことが有効です。同時にテント生地の縫い目から漏れてくる雨水を防ぐ為のシーリングテープも同時に行うと、より効果的です。

013

4.防水処理(上級者向け)

テントのボトム部(インナーフロアー)は、体重がかかる為撥水スプレーではあまり効果がありません。 専用の防水液を刷毛で塗る、または生地の縫い目に上記でも取り上げたシームシーリング剤をつけると効果的です。

5.地面に合わせてペグを使いこなそう(砂浜ではペグの代わりに棒などを埋めるなど)

011

ペグは地面に刺して使う道具で、地面にテントやタープを固定する役割を担います。地面に固定しないと、強風でふっ飛んでしまいます。ドーム型の弊社ワンタッチテントはペグ打ちなしでも設営が可能ですが、室内に人がいても場合によっては飛ばされる事もあるのでペグ打ちは必ず行いましょう。

ペグは長さや形、素材などがさまざまな種類があります。テントを張る地面やシーンに合わせて使い分けましょう。

一般的にテントに付属している、プラペグ(プラスチック製ペグ)は適度な芝生や土が軟らかい場所に向いています。ピンペグ(アルミ製ペグ)は固い地面でも問題なく使用出来ますが、柔らかい土では抜けやすい特性を持っています。こちらもスチール製以外の場合プラスチックハンマーで打ち込む方が良いでしょう。

それ以外の種類では、主にオプションとして販売されるV字ペグ、T字ペグ、ネイルペグ等、さらにはアスファルトも貫通する鋳造ペグというのもあり、それらは上記にあげた付属品ペグに比べ強度が強いため、別途購入するのも良いでしょう。

テントやタープを張るときは、まず60度くらいの角度で地面にペグを打ち、そこに網やロープを引っかけると力のバランスが良いといわれます【右図参照】。

また、金属製のペグは海の近くで使用すると錆やすいので、プラスチック製や木製のものを選択します。ペグが刺さりにくい岩場や砂地などの場所では、重い石を数個、頑丈な袋や布で包んで代用します。

抜くときはペグ抜きを利用しましょう。テント生地で引き抜きを行うとテントが損傷する場合があります。ペグ抜きが無い場合は、ロープ等で引っかけると比較的抜きやすくなります。

012

6.ロープの結び方

■もやい結び

ロープの端に固定した輪を作る結び方。幅広い用途に使えるのが特徴。

主に船を「もやう」のに用いられる結び方。認知度が高く「結びの王様(キング・オブ・ノット)」とも呼ばれています。

mo_01z

1.左手で輪っかを作ります。

mo_02z

2.ロープの端を輪の下へ通します。

mo_03z

3.通した端を輪の上部ロープの後ろ側にまわします。

mo_05z

4.後ろ側にまわしたロープの端を上から輪の中に通します。

mo_06z

5.矢印の方向へ締め上げ完成です。

■ねじり結び

樹木にロープを結ぶのに利用します。

しっかり結べて緩まない結び方です。ロープを強く引っ張ると引っ張る分だけ強固になる結び方です。解除方法は弱めるだけで簡単に解けます。摩擦抵抗を利用するため、滑りやすいロープやひもには不向きです。

neji_01z

1.ロープの端が上にくるように柱にロープを巻きつけます。

neji_02z

2.ロープの端を柱の裏側にまわします。

neji_03z

3.ロープの端を手前に持ってきて、輪にくぐらせます。

neji_04z

4.ロープの端を手前に持ってきて、2~3回手前のロープに巻きつけます。

neji_05z

5.矢印の方向に引っ張って完成です。

■てこ結び

ロープを杭等に結びつけるのに利用します。

てこ結びは簡単で実用的な結び方で、ロープが短くても結べます。縄ばしごを作るときなど様々な応用がきく結び方です。

teko_01z

1.ロープの端が上にくるように柱にロープを巻きつけます。

teko_02z

2.ロープの端を柱の裏側にまわします。

teko_03z

3.柱に巻きつけたロープをねじり、輪を作ります。

teko_04z

4.作った輪にロープの端を下から通します。

teko_05z

5.左右に引っ張って完成です。

■ふた結び

支柱や樹木などに結びつける時に利用します。

ふた結びは、ひと結びにもう一回巻を多くした結びで、ひと結びより強固です。テントの設営・キャンプで水をくむ・草木を束ねる・重い荷物の運搬などの基本の結びとなります。

huta_01z

1.ロープを柱の裏側から手前へ巻きつけます。

huta_02z

2.ロープの端をロープの下にまわします。

huta_03z

3.ロープの端を手前に持ってきて、輪にくぐらせます。

huta_04z

4.さらに、もう一度2から3を繰り返します。

huta_05z

5.矢印の方向に引っ張って完成です。